第2回

カメラの構え方

構え方の基本

過去に撮影した写真の中で、写真全体がブレてしまっていたことはありませんか。それは、シャッターを切っている間にカメラが動いてしまい、カメラブレ(手ブレ)を起こしているのです。では、カメラブレを防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
カメラを始めたばかりの頃は、正しい構えができておらず以下のような構え方になりがちです。

脇が締まっていない状態でカメラを構えているところ

脇が締まっていない例

不安定な姿勢でカメラを構えているところ

安定していない姿勢の例

カメラは、両腕だけで支えようとせず、顔に押し当てて3点で支えるのが基本です。また、安定した姿勢を取り、カメラと一体化することも大切です。間違ったカメラの持ち方は、体への負担も増加させてしまうので、正しい構え方で撮影できるようになっておきましょう。

撮影の基本姿勢(横撮り)

撮影の基本姿勢(横撮り・正面)
撮影の基本姿勢(横撮り・左側)

撮影の基本姿勢(横撮り・右側)

上記の持ち方を、文字で説明すると以下のようになります。

  • カメラを構える前に、ストラップを首から掛けるか手に巻き付けて、手から滑り落ちても大丈夫なようにしておく
  • 背筋を伸ばし、肩幅程度に足を開き安定した姿勢を保っておく
  • 左腕をできるだけ地面と垂直になるように構え、左手の親指、人差し指、中指の3本の指でレンズをホールドする
  • 左腕を胸に押し当てるようにし、脇を締める(※この状態でカメラを安定して持てていることを確認する)
  • 次に、右手をカメラに沿えて、カメラが安定するようにしっかりと握る
  • ファインダーを顔に押し当てて、カメラを一体化させる

撮影の基本姿勢(縦撮り)

縦撮りでも横撮りでも基本は同じで、きちんと脇を締めてカメラをホールドしましょう。縦撮りは、右腕を上に構えるやり方と、下に構えるやり方の2つがあります。どちらも脇を締めてしまえば差はないため、自分がホールドしやすい姿勢を取るとよいでしょう。

縦撮り(上)

撮影の基本姿勢(縦撮り上・正面)
撮影の基本姿勢(縦撮り上・左側)

撮影の基本姿勢(縦撮り上・右側)

縦撮り(下)

撮影の基本姿勢(縦撮り下・正面)
撮影の基本姿勢(縦撮り下・左側)

撮影の基本姿勢(縦撮り下・右側)

状況に応じた構え方

周りの状況に応じて、安定した姿勢で撮影できるようになると、撮影の幅も広がります。例えば、子どもやペットの目線に合わせた撮影を行うときは、以下のようにすると安定させやすいです。

しゃがんだ状態で左膝を立て、その上に左肘を置くカメラの構え方

左肘を左膝におく

寝そべった状態で両肘とも地面につけるカメラの構え方

両肘とも地面につける

ベンチに置いて安定させるカメラの構え方

ベンチや机に置く

木にもたれかかって安定させるカメラの構え方

木や壁にもたれる

正しい構え方をマスターし、ブレてボツになってしまう写真を少しでも減らせるようになりましょう。

Kazuya Tamakoshi
パーフェクトカメラのディレクション、コンテンツ制作を担当。 大手SIerにて医療系システム開発に従事した後、株式会社フランリベルを設立。エンジニアとしてプログラムを書く傍ら、趣味が高じて撮影の仕事をはじめる。