第2回

思い通りに写真を撮るには?

撮りたい写真について考える

あなたが撮りたいのは、どのような写真でしょうか。「子どもを可愛く撮りたい」、「料理を美味しそうに撮りたい」など人それぞれ目的があると思います。一昔前と比べると、カメラの性能が飛躍的に向上したため、シャッターを切るだけで簡単に写真が撮れるようになりました。しかし、あなたが望んだとおりに、その場を再現できているでしょうか。狙ったところにピントが合っていなかったり、暗くなってしまっていたことが一度はあるはずです。いくら技術が進歩したとはいえ、現代の技術ではカメラがその場の雰囲気を100%再現することは難しく、どのような明るさや色味に仕上げるか、ピントをどこに合わせるかといったことは、人間が補助してやる必要があります。後述するカメラの基本的な知識を身につければ、きっとあなたらしい写真が撮れるようになるはずです。

写真全体が暗くなってしまっているリスの写った写真

暗い写真の例

ピントや明るさが適切なリスの写った写真

ピントや明るさが適切な例

思い通りに写真を撮るには?

車の運転や料理の仕方と同じで、カメラも基礎ができていなければ思い通りに扱うことはできません。これからカメラを始める方や、普段オートモードで撮影しているという方は、ぜひ基礎からしっかり学ぶことをオススメします。
カメラの基本的な知識は、大きく4つに分類できます。これらについて理解を深めておくことで、状況に応じたカメラのセッティングが行えるようになり、思い通りに写真が撮れるようになります。

1.カメラの基礎知識

カメラについて少しでも調べたことがある方は、露出、フォーカス、絞り、シャッター速度、ISOなどというフレーズを一度は耳にしたことがあるでしょう。これらのキーワードを自分で説明できるようになれば、オートモードの撮影から脱却でき、ある程度自分の思い通りの写真が撮れるようになります。カメラの基礎知識は、ベースになる部分です。「光」や「構図」、「レンズ」を学習する前に、必ず目を通しておきましょう。
一眼レフカメラとレンズの写った写真

2.光

写真の世界では、「光を制するものは、写真を制す」と言われています。それだけ、光が写真に与える影響は大きいと言うことです。私たちが思っている以上にカメラは光に敏感で、人間には見えない暗所を明るく写したりもできます。カメラの基礎知識が身についたら、光を意識した撮影をしてみましょう。レフ板やクリップオンストロボなどを導入し、ワンランク上の撮影に挑戦してみるのも良いでしょう。
窓から光の差し込んだ写真

3.構図

カメラを始めたばかりの頃は、写真の中央に被写体を置いてしまいがちです。それをほんの少し横にずらしたりするだけで、写真の印象は変わってきます。詳しくは構図のレッスンで紹介しますが、「三分割法は、ほぼ全ての写真で有効」と言われることもあります。基礎知識が身についたら、ぜひ構図を意識した撮影を心がけましょう。
ぎっしりと本が詰め込まれた本棚の写真

4.レンズ

「レンズ」は、遠くのものを大きく写したり、小さいものを拡大して写したり、レンズによってできることは様々です。「レンズ沼」という言葉があるぐらい、レンズの奥は深く、楽しいものです。レンズについては、「基礎編」で詳しくみていきましょう。
3つのレンズが横向きに並べられている写真

Kazuya Tamakoshi
パーフェクトカメラのディレクション、コンテンツ制作を担当。 大手SIerにて医療系システム開発に従事した後、株式会社フランリベルを設立。エンジニアとしてプログラムを書く傍ら、趣味が高じて撮影の仕事をはじめる。