第1回

はじめに

写真を楽しもう

スマートフォンの普及に伴い、「写真を撮る」ということが随分身近になりました。スマートフォンは、その持ち運びのしやすさや、カメラの性能の高さから、今ではコンパクトデジタルカメラの代わりになろうとしています。その一方で、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラもスマートフォンに負けず劣らず人気を博しています。一昔前に比べると価格が安くなったことや、ボケ味のある写真が手軽に楽しめるといった理由から、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラからステップアップするユーザが多く、街中でもよく見かけるようになりました。

写真は、撮り方1つで受け手のイメージが大きく変わってきます。明るさや色味、構図など、写真を構成する要素はたくさんあり、それらをどのように切り取り、表現するかは、カメラではなく撮影者に委ねられます。カメラを巧みに操ることで、被写体を実際よりも美しく見せたり、アーティスティックに表現したりできます。

例えば、以下のような2枚の写真があったとき、どちらが美しく見えるでしょうか?

ピントの位置が不鮮明な美しくない写真の例

写真1

全体的にピントの合った美しい写真の例

写真2

写真1は、ピントの位置が不鮮明であることに加え、左下に手が写り込んでしまっています。写真2は、全体的にピントが合っていてバランスも良いですね。写真の撮り方に正解はないと言われているものの、一般的に「よい、美しい」とされる撮り方が存在します。本サイトでは、そのようなテクニックやカメラの基礎知識を紹介していきます。

趣味であれ仕事であれ、本サイトを通して、写真撮影を楽しんでいただけると幸いです。

Kazuya Tamakoshi
パーフェクトカメラのディレクション、コンテンツ制作を担当。 大手SIerにて医療系システム開発に従事した後、株式会社フランリベルを設立。エンジニアとしてプログラムを書く傍ら、趣味が高じて撮影の仕事をはじめる。